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やってみる事を大切にする

先日とある学生の方から卒論で学生企業を扱うので話が聞きたいとのご連絡をいただき、一時間ほどお話しさせていただきました。

いわく、

「起業するのに、会計とか色々勉強してからする」と

言っている人が多いんだとか。

これはこれで論理的に正しいとは思うのですが、正直この考え方をしている方はなかなか起業に踏み切れないのかな、と思います。
というのも、人間の意志決定行動は確か「探索と充足」(かな?)に分類できるという話を見たことがあるのですが、要するに与えられた時間の中で「正解と思われる選択肢」をたくさん探し(探索)、そしてそれらの中から選択する(充足)というものでした。

これは説得的であると私は思っていて、時間や手段が有限である以上、「ベストな解」とは絶対にありえない概念なのです。あり得るとすれば「ベストと(自分や他人からすれば)思われる解」(ベターな解)なのです。

そういった前提で考えた時に、正直「起業するために勉強する」という考え方はとたんに現実味を失うのではないでしょうか。
大学に入ってみなければその大学で自分に起きる出来事を予想していくことができないように、会社に入ってみなければその会社が本当にどんな会社(少なくても自分にとって)なのか分からないように、起業してみなければ起業するということが(自分にとって)どういうことなのかは解りえません。

おそらく多くの方が会計ができなければ駄目だとか、法律が分かっていなければ駄目だとか、実務上そんなに大したことではない事項に心割かれているのではないでしょうか。

私は少なくても民法、商法に関して多少の知識を持っていますし、実際その知識が役に立ったことはたくさんあります。
しかし、実際もっと頻繁に使っている知識はSEOやSEM周りの知識だったり、見積書のうまい見せ方だったり、プレゼンスキルだったりします笑

起業について色々と思考を巡らせて事前に勉強すること自体は間違っていないと思うのですが、私としては起業する日やそれまでに何をどこまで勉強するなどしっかりと期間を区切って優先度をつけて勉強するのがいいのかな、と思います。

経営者として必要とされる最低限の知識はある程度やれば習得できると思いますが、あれば望ましい能力や知識を云々しだすと時間はとてもじゃないですが足りません。あっという間に人生が終わってしまうくらい深い領域だと感じます。

「最低限」とは自分にとっては何なのかを考えるのもいいのかもしれませんね。
何はともあれ、私の意見としては表題のとおり。
まずやってみる事だと思います。少なくても私はそうしてきました。



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