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持てることを知る

「足ることを知る」という格言がある。「足るを知れ」「足るを知れば云々カンヌン」だったか。正直あんまりよく覚えていない。

正直全く共感できなくて印象に残っていないからだと思う。確か心富める者は貧しくても幸せで、金持ちでも足るを知らない人は心貧しいという意味だったっけ。

人間生まれて生きていくからには自分の幸せを追求して生きていくべきでしょ、人に迷惑かけない範囲内で。
というのが私の基本的スタンスなので全く共感できなかったのだと思うが。なんか元の意味はわかるんだけど、歪曲されて使用されてる気がするんだよね。

ところで、足ることを知るってのは置いておいて、「持てることを知る」ってのは大事だと最近つねづね思う。
約1年半前、弊社には会社紹介のパンフレットができましたw

それまで、弊社の営業はパンフレットも持たず、資料だけ持って営業回っていました。
それくらい人もいなかったし、そもそもパンフレットが何で必要なのかすら私以外誰も気づいてなくて、「無駄な経費だ」と反対されたのを覚えています。

当時はエンジニアの方もいなければデザイナーもいなかった。
会社のエントランスのパーティションはぶっ壊れていて、会社のエントランスにあるインターホンはしょっちゅう床に落ちていた。
テレアポを営業がかけていて、アポが取れないとここには書けないようなペナルティが毎日課せられていたり笑

それに比べ今はどうか。
まず、きれいで広いオフィスがあり、パンフレットがあり、外付けのパンフレットカバーまであり、営業用のサービス資料も5種類くらいあり、社会保険があり、立派なウェブサイトがあり、テレアポ管理のシステムがあり、エンジニアがいてデザイナーもいて、マーケッターもいて、営業マンも10名近くいて、何より時間をかけて作り上げてきた会社のビジョンやミッション、バリューへの意識がある。

なんて素晴しいのでしょう。1年半前に比べて私たちは何て多くの素晴らしいものを得てきたのでしょうか。

っていう価値観を私たちは全員共有すべきだと思う。

現状をゼロベースとして考えているとしたら、それは大きな間違いである。これまで連綿と作り上げられてきたものをまず評価し、そしてその上で改良を積み重ねていけばいいのである。まあ時には過去のものすべてをふっ飛ばす必要性がある時もあるが。

これまで得てきたものに感謝します。ならば今から何か失ったとしてもポジティブでいられます。エントランスのパーティションが吹っ飛んだって、全然ダイジョーブ。トイレのウォシュレットが壊れても全然セーフ。

そしてこれからも更なる高みを目指して足ることを知らない姿勢でがんばります。



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コメント:2

etsuko 09-09-04 (金) 11:15

足ることを知る・・・。
身の丈を知るみたいな感じなのでしょうか。
調べてみます。

姿勢が素晴らしいです。

admin 09-09-17 (木) 19:01

>etsukoさん

コメントありがとうございます。
おそらく、心の安寧のためには今あるもので足りる事を知るのも重要だ的な意味なんでしょうね。
なんだか前近代的な感があると個人的には思いますが。

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